株というとってもいんてりじぇんすの高そうなことを始めてみたけど、さすがに1日2日でお金持ちになるのは難しいみたいなのでこつこつがんばっています。
ぼく「なかなかじれったいなあ、手っ取り早くお金持ちになる方法はないかなぁ…」
???「力が…欲しいか…?」
ぼく「…!」
???「ならば…新しい力を貴様に授けよう…」
ぼく「こ、これは、黒の教科書(シンヨウトリヒキノキョウカショ)…!! 」
ぼく「信用取引…それはすなわち、闇の取引…。ぼくに借金して株をやれっていうのか…?そんなの、危ないじゃないか!ぼくは現物取引しかやらないぞ!!」
株をいっしょうけんめい頑張ってきたぼくですが、信用取引には手を出すまいと思っていました。
どおしてかというと、なんかこわいからです。あと言葉がむずかしくてわからないからです。(逆日歩とかマージンコールとか、なんだかわからない言葉が出てきてとってもむずかしいしこわいなあと思います。)
とくに「空売り」とかいうやつは、うまくいけば効率よく資産を増やせるものの、失敗すれば理論上損失額が無限大になる禁断の取引で、一歩間違えれば命をとられる恐れがある、と教科書に書いてあったので、こわいからぜったいにやらないぞ!と思っていました。(空売りを知らない子はGoogle先生に聞いてみようね)
???「力が…欲しいのだろう…小さきものよ…今の貴様の力では…大きな富を築くことはできない…空売りを…継承せよ…」
空売りは株価が下がれば下がるほど儲かる不思議な取引らしいので、確かにこれができるようになれば、相場が弱っちい時でもいっぱい稼げるのかもしれません。
ぼく「ようし、ぼくだって今までいっしょうけんめい勉強していっぱい頑張ってきたんだし、もうかけだしのひよっこじゃないんだ!空売りデビューして爆速でお金持ちになるぞ!!」
こうしてぼくは、空売りを継承することにしました。
つづく
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