絶好調な株式市場…！だけども…
今日、日経平均株価が史上最高値をつけたそうです。
NHKウェブより
すごいなぁ！そしてなんか怖いなあ！！
そんなイケイケ状態のお陰で、ぼくもひっそりと過去最高の利益をゲットできているのです…ふふふ…
お祭りムードの投資界隈ですが、ちらほらと怖い話をしだす人もいます…
そう、かの有名な、「靴磨きの少年」の話を…
「靴磨きの少年」とは…
むかしむかしあるところに、ジョセフ・P・ケネディとかいう、もりもりお金を稼いでいる敏腕トレーダーの人がいました。（アメリカのジョン・F・ケネディ大統領のお父さんなんだって）
ある日、ケネディさんが街で靴磨きの少年に靴を磨いてもらっていたときに、少年にこんなことを言われました。
あんさ、おっちゃんも、株やるといいよ！！
あの株買ったら絶対儲かるよ！！
ケネディさんはこの話を聞いて、
持っていた株をぜーんぶ売却しました。
どーしてかというと、
靴磨きの少年みたいな、あんまりお金を持ってなくて普段投資とかも興味なさそうな一般ぴーぽーまでもが投資の話をしだすというのは、市場がめちゃめちゃ過熱してて、もう株価は上昇しきってすでに暴落が近い状態になっているに違いないと判断したからです。
そして実際に、その後すぐに株価は大暴落しました。（後に「暗黒の木曜日」と呼ばれる大恐慌です）
ケネディさんは靴磨きの少年のお陰で難を逃れることができましたとさ。
めでたし、めでたし…？
ケネディ、大したやつだ…！！
株価ってこんな感じで上がっていくんだって。
①株の超絶目利きの敏腕投資家が将来有望なイケてる株を安いうちに買って仕込む
②ちょっとずつ上がり始めた株に、まあまあ目利きの人たちが興味を持ち始めて、株価が上がっていく
③いい感じに上がりだした株を普通の投資家が遅れて買い始める
④ぐんぐん上がってく株に、メディアが騒ぎ出す。（そろそろ利確したいな、っていう①のプロの人が、高く売るために買い煽りをすることも…）
⑤話題に飛びついて普段株をやらないような一般ぴーぽー（普通の主婦とかあんまりお金がないぼくみたいな人とか）が参戦する（高値掴みする）
⑥高値になったところで①とか②の人が売り始めて、株価が暴落する。
ケネディさんは、もう⑤の段階だな、って判断して売ったっていうことなんだね、プロだね。
余談ですが、このケネディさんっていう人、なんか割とあくどい手口で儲けたり（インサイダーとか）しまくってたとかいう話もあって、ほんとはそういう悪い手口で得た情報をもとに大恐慌を逃れたんだけど、それがバレたらやばいから「靴磨きの少年」の話をでっち上げたんだ！ていう説もあるみたい。
真実は闇の中…！
真のお金持ちはもう売り抜けている…のか…？
そんなこんなで日経平均の話に戻ると、まさに最高値をつけた日本株市場も、⑤の状態なのでは…？っていう話をしだす人がちらほら現れた、ということです。
新NISAの登場もあり、いまや猫も杓子も主婦も、学生も、老人も、ぼくまでもが株の話をしだすフィーバー状態の株式市場。
暴落の足音は、もうそこまで来ているのかもしれません―――
信じるか信じないかはあなた次第…！！
おしまい。
2024/11/17追記：このあと日経平均は史上最悪の暴落を経験することになるのでした
しーー…
静かに…。
私だ。未来から来たかんたろうだ。
靴磨きの少年の話、あれが本当の話なのかはわからないが、実際に2024年8月、日経平均は過去最悪の暴落を経験することになるんだ。
そして同時に、過去最高の暴騰もな。
これはその時の記録だ。
かんたろう、きみは幸運にも大きなケガをすることなく、戦場と化した株式市場で今でも退場することなく細々と生きている。
だが油断は禁物だ。
え？
ぼくが今お金持ちかって？
それは…
しまった、タイムパトロールの連中だ。ちっ、しつこいやつらめ…
かんたろう、すまない、ぼくには時間がない。
生きろ、かんたろう。そして、投資を続けるんだ。そうすれば―――――
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