花火だ、屋台だ、ぼったくりだ!!
ぼくはこの前ともだちと花火大会に行きました。
会場にはたくさんの屋台が出ていて、とってもわいわいしていました。
コロナ、明けたんだなぁ…
屋台で売ってる食べ物なんて、割高過ぎてぼったくりもいいとこ。
ぼくみたいな賢いお金持ち(予備軍)は、そんなばかばかしいお金の使い方はしないのさ。
と言いたいところですが、賢いお金持ち(予備軍)であると同時に風流を解する文化人でもあるぼくは、
うっひょお!!
やきそば、から揚げ、りんごあめ、お好み焼き…!!
ぜんぶくださーーーい!!
と屋台をみるとバイブスがブチ上がってしまうので、ついつい買ってしまうのです。
ほら、なんか、現地のさ、にぎやかなさ、たのしい空気とか、あんじゃん?
だからさ、その、
そういうのに、お金を払うのも、いいと思うんだよ――――
無駄遣いって、たのしいよね・・・
ぼく VS フルーツあめ屋さん
ぼくは「いちごあめ」(みんな大好き「りんごあめ」のいちごバージョン)が欲しくなり、「フルーツあめ屋さん」に並びました。
串にいちごが1つ刺さっているものが300円、2個刺さっているものが500円です。
なかなかお高いですが、それが屋台というものです。風流なのです。
ぼくは屋台のJKっぽいおねえさんに
いちごあめください!!!!
1個のやつ!300円のやつ!!
と元気いっぱいに注文しました。
そしたら、なんだか在庫がきれてしまっていたみたいで
JK店員さん
今から作るんで、ちょっと時間かかるけど待っててくださーーい!
と言われたので、300円を先に払って、できあがりを待つことにしました。
フルーツあめ屋さんは大盛況で、ぼくのほかにも作ってもらうのを待っている人がいたので、しばらく並んで待っていましたが、次々やってくるお客さんにおねえさんはうまく対応できず、誰が何を頼んだのかを忘れてしまったようです。
JK店員さん
えっとぉ、お客さんは、いちご2個のやつ(500円)でしたっけ?
とぼくに聞いてきたので、
いいえ、1個のやつです!
300円のやつ!!
と答えると、
JK店員さん
あー……
間違えて2個(500円)で作っちゃったので…………
JK店員さん
差額の200円、追加でもらっていいですか??
と言われました。
なんということでしょう。
注文を間違えたその責任を客に取らせようというのです。
こんなものは、大人の世界では通用しません。
ぼくは、このJKに、大人を教えてあげなければいけません。
だめです。
ぼくは1つのいちごを注文したので、1つ分のお金しか払いません。
間違えて作ってしまったのはそちらの責任ですから、作り直して頂くか、
間違えて作った2個のものをぼくにくれませんか?
と、ガツンといってやりたかったんですが、「大人のくせにたかが200円ケチって器がちいせぇな」と思われることを恐れたぼくは
ええ~…
あ…あぁ…そすか…
わ、わかりやした、…はい…
と、渋りながら追加の200円を払うという一番かっこ悪い対応をしました。
足りない…お金持ち力が足りない…!!
お金持ちっていうのは、どんなに少額でも、自分が納得しないことにはお金を払わないんだ!!
だのに、ぼかぁ…
見栄を…優先してしまった………
おねえさんは「すみませ~ん」と言いながらお金を受け取りました。
ぼくの他にも、いちご1個を注文したのに2個作られてしまったちびっこがいました。
おねえさんは、ちびっこには追加料金を請求せず、
JK店員さん
間違って2個作っちゃったから、あげるね★
と言っていました。
大人って、辛ぇな…
でもいちごあめはめちゃめちゃジューシーで甘くてびっくりするくらいおいしかったです。
花火もすっごくきれいだったのですべてを許しました!!
ぼく VS 大判焼き屋さん
花火に大満足した次の日、お土産に買った「紫芋味」の大判焼きを食べようと冷蔵庫から取り出してみると、なんだか大判焼きのふちのところが青くなっていました…
え…腐ってる……?
恐る恐る大判焼きを割ってみると…
なんか、青い着色料が染み出したような感じになっていました。
あ、この「紫芋あん」ってもしかして…
白あんに青い着色料混ぜただけ………?
屋台には闇がいっぱい。
でも…
もう屋台なんて行かないなんて、言わないよ、絶対★
おしまい。
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